1961-03-17 第38回国会 衆議院 運輸委員会 第13号
また、同じ木材と申しましても紀州の木材が会津にいっている例もございますし、東北地方、ことに青森県のリンゴの箱材になります板はほとんど関西地方からいっております。
また、同じ木材と申しましても紀州の木材が会津にいっている例もございますし、東北地方、ことに青森県のリンゴの箱材になります板はほとんど関西地方からいっております。
山村地帯には木材工業とか、そういう箱材を作るとか、板材を作るとか、いろいろな小さな工業が農林省の農村工業の指導のもとにできておった。今の話によるというと、こういうものはほとんどなくなってきておって、食糧の方面が重点になっておるから廃止ずると、こういうお話なんですが、それでよろしいのですか。
箱材みたいな特殊なものに使えばいいけれども、一般のパルプにしろ、それから住宅にしろ、非常に高い。それだからもっと安く輸入できないものか、そういう意見がございましたが、いかがでございましょうか、値段の方は。
○石山委員 それから包装用の箱材なんかに相当木材がとられていっているのではないか、こういうふうな点を、たとえば木箱をボール紙にかえてみるとか、そういう点も進めているかどうか。
それからただいまぶな山の開発の話が出ましたが、これはもつと早く手を打たなければならないところでありまして、ことに梱包材、箱材として使われる林木の量というものは千数百万石に上るというふうにも聞いております。これらは奥山に産するぶな等をもつて今後利用の道が開ける、こうも考えますが、全般的に木材の利用合理化といいますか、たとえば箱材などはダンボールの箱で行けるべき部分は、それで今後やる。
これはもちろん重量の重いものはできませんが、少くとも数百万石の節約はできるわけなんでありますから、当然これは政府として何らか手を打つて、箱材をなるべく段ボールに切りかえるように指導奨励を行うべきだと思うのであります。 現在段ボールは非常に価格が高くつくといつても、箱材より二割か三割か高い程度でありますから、これはちよつと政府が手を打てばだんだん段ボールに切りかえることができます。
どうしても今平野君のおつしやるような、木材利用の合理化という面に思い切つた施策がなされる、たとえてみれば、林産物の科学的な利用合理化のために、急速に国家は相当の予算をもつて利用合理化促進のための研究施設をやる、あるいはまた従来木材によつて利用しておつた箱材のごときは、紙をもつて利用するというところまで進めることを、政府は必ずやるであろうということを前提として、こういう法案をつくつたとさえも言い得るのであります
そういうことを見ますと、木材一つの取締りにしても、地方人は常識的に箱材であるとか、板材であるとか、四寸はいくら、三寸はいくらということがわからないのであります。こういうことを見ますと、當局の方はよくおわかりになりましようけれども、一般の者はわからないのであります。そこは政府はひとつ實際に即するという大局から見まして、思い切つた御處置をなされんことを希望するのであります。